SESでもスキルアップできる！その理由とシマーシステムの魅力とは？

コワーキングスペースMIRAIを運営している合同会社シマーシステムでは、SES事業と受託事業に参画してくれるITエンジニアを募集しています。

しかし、SESについて検索すると「スキルアップできない」「やめとけ」「ブラック」などのネガティブな意見が多く見られます。SES事業を手掛ける弊社から見ると、やや一方的な意見に感じる部分もありますが、SESで働きながらスキルアップに悩む人がいるのも事実です。

そこで本記事では、SES企業で働く方のスキルアップについて、メリットやキャリアパスを含めて現場視点で語ります。

最後にシマーシステムでITエンジニアとして働く魅力も紹介しますので、弊社に少しでも興味を持ってくださった方は求人情報もご覧ください。

SESが「スキルアップできない」と言われる理由

SESについてネットで調べると「スキルアップできない」「キャリアが詰む」など酷評に近い意見が目立ちます。そう言われる理由を見ると、おもに以下があげられます。

たしかに経験年数が3年未満だと仕事を選び難く、テストばかり任されたり、開発から遠い現場へ派遣されたりするケースはあり得ます。悪質なSES企業だと、携帯ショップの店員をさせるところもあるとか……。

またよく聞くのが、実績を出してしまったことで、いつまでも同じ案件を抜け出せずにスキルアップの機会を失うケース。レガシースキルに固定されてしまい、エンジニアとして潰しがきかなくなって次の案件が探しづらくなるのは、残念ながらSESあるあるです。

• スキルが低めの人：低スキルでもこなせる業務ばかり任される → スキル停滞
• スキルが高めの人：客先から評価されてプロジェクトから抜け出せない → スキル停滞

SESは技術者の労働力を提供する契約形態のため、上記のような悪循環にはまりやすいと言えます。

「SESはスキルアップできない」は誤解！

教育体制がしっかりしていたり、希望の案件にアサインしてくれたりと、エンジニアに配慮してくれるSES企業も多く存在します。教育体制は、会社側で教育（勉強会や研修の実施）と、お客様側で教育のおおきく2パターンあり、どちらのパターンが多いかは企業によりけりです。

また以下のようなSES企業は、エンジニアのスキルアップに協力的で、可能な限り本人の希望に沿った案件へアサインしてくれる傾向があります。

弊社は2番目の「代表がエンジニア出身」に該当します。3番目は、案件選択制度を導入しているSES企業などですね。

上記のような企業であれば、本人に明確な希望がない、または悩み中の場合でも、できるだけ高単価かつ将来のキャリアにつながりそうな案件へ派遣してもらえます。

「SIerや自社開発案件だからスキルアップしやすい」とは限らない

逆に「SIerや自社開発案件はSESよりスキルアップしやすい」と考えるのは危険です。

自社サービスを持っている企業は一見良さそうに見えますが、技術的負債をかかえたサービスが増えてしまって、新しいことにチャレンジする余裕がない企業も存在します。

よく聞くのはメガバンクですが、急成長中のベンチャー企業も存外この状況に陥りがちです。こういった企業に就職してしまうと、エンジニアとして新しいことにチャレンジできず、そのままスキルが停滞してしまいます。

実際はスキルアップできる！SESで働く4つのメリット

スキルアップが難しいSES企業があるのは本当ですが、自主的にスキルを磨く意欲があるエンジニアにとっては、SES企業だからこそのメリットも存在します。

それぞれ詳しく解説します。

高額なサービスやAIツールに触れるチャンスがある

自社に研究予算がないと手が出せないような高額サービスやAIツールを扱える派遣先もあります。これは小規模のSIerや自社開発案件にはないメリットです。

使用経験を積みたいツールやサービスがある方には、SES企業のほうがチャンスが豊富と言えます。

定期的に新しい案件に挑戦できる

定期的に新しい案件に換わるため、エンジニアとして挑戦がしやすいのもSESのメリットです。

たとえばスタートアップ企業の案件に参画できるチャンスがあるのも、SESならでは。大手SIerとはまったく異なるスピード感のもとでスキルを磨けます。

また、さまざまな現場に派遣されるため、業界の有名人と接点が持てることも！ 人脈の構築のしやすさも、SESの隠れたメリットだと思います。

上流工程から入れる案件もある

下流工程のイメージが強いSESですが、上流工程から入れる案件も存在します。

企業の営業力やポジショニング次第な部分もありますが、タイミングが良ければ技術選定からの参画も可能です。自分がやりたい方向へプロジェクトを持っていく経験は、その後のキャリアにおいて大きな武器になるはずです。

失敗リスクが低い＆金銭的な責任がない

請負契約と違ってリスクが非常に小さいこともSESのメリットです。SESは準委任契約のもとで業務を遂行します。

• 準委任契約（SES契約）：依頼された期間においてエンジニアの技術力を提供する契約
• 請負契約：納期までに成果物を完成させる契約

上記のような違いがあり、仮になにか大きな障害を発生させてしまっても、派遣先から金銭的な補償を求められるリスクがほぼありません。もちろん無茶やいい加減な仕事はNGですが、ある意味でエンジニアとして挑戦しやすい環境と言えます。

SESでスキルを身に着けたあとのキャリアパス

「SES企業に入るとキャリアが詰む」との声もあるようですが、実際はそんなことはありません。SESに入ってスキルを身に着けたあと、以下のような道へ進む人もたくさんいます。

各キャリアパスについて詳しく解説します。

SIer企業や自社開発をしている企業に転職する

よく見るキャリアパスが、SES企業からSIer企業や自社開発を行っている企業への転職です。

求人情報サイトを見ると明らかですが、未経験可の求人の多くはSES企業です。「SESはやめとけ」と言われつつも、駆け出しエンジニアにとって大手Slerなどへの就職は狭き門と言えます。

SES企業でスキルと経験を積み、その後にSIerや自社開発の企業に転職するのが現実的なルートです。前述した通りSESでもエンジニアのスキルアップに協力的な企業はたくさんありますので、SESは一律ブラックと絶望せず、ホワイトSESをぜひ探してください。

万が一ブラックなSES企業に入社してしまった場合は、早めにスキルアップできる企業へ転職すべき、とも言えるわけですが……。

PM/PLへキャリアアップする

エンジニアとしてスキルを身に着けたあと、その企業でPMやPLといった管理職ポジションへのキャリアアップを目指すルートもあります。

• PM（プロジェクトマネージャー）：プロジェクトの統括責任者であり、プロジェクト全体のマネジメントを行うポジション。
• PL（プロジェクトリーダー）：PMの補佐的なポジション。プロジェクトの規模が大きくなった際に立てることが多い。

PLやPMには、知識や技術に加えて顧客折衝、進捗管理、メンバー管理スキルなどが必要です。他の職種と同じく、マネジメント経験があると30代、40代となったときの転職の選択肢も広がります。

フリーランスとして独立する

スペシャリストになれば、SES企業から独立し、フリーランスとして働くこともできます。SES企業を介さずにクライアント企業と準委任契約を結んで働くわけですね。

社会保険の会社負担や企業型DC、福利厚生といった雇用のメリットが失われるため、万人におすすめのキャリアパスではありませんが、自力で高単価案件を獲得できる方には良いかも知れません。

シマーシステムでスキルアップできる理由

シマーシステムは、SES事業のほか受託開発事業も手掛ける会社です。

まだ小さな会社ではありますが、現役エンジニアである代表と一緒に会社を育てる経験できる刺激的な環境だと自負しています。

少しでも興味をもってくださった方は、こちらの求人情報ページで詳細をご覧ください。

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